世界の底辺からサラリーマンが叫ぶ

世界の底辺からサラリーマンが叫ぶ!

マネーボールを読んで考える。自分の仕事は会社の利益に貢献しているのだろうか。

マネーボールを読んで考える。自分の仕事は会社の利益に貢献しているのだろうか。

 

マネーボールは映画も原作も面白い

マネー・ボール (RHブックス・プラス)

前から気になっていた本を購入しました。

 ブラット・ピット主演で映画化もされているのですが、どうも表紙のデザインに引かれず今まで手にすることはなかったマネーボールという本です。

 

しかしお盆休みが近づいてきたということや、最近日々プロ野球を見ていることが影響してか、お風呂場でポチってしまいました(Kindleのこの後押し感は素晴らしい)。

早速の昨晩から読み始めているのですが、出色の面白さ。

映画も大好きでしたが、あれはエンタメで原作はビジネス書のように感じています。

(1/3程度を読んだところですが)

 

映画はブラピの格好良さ7割、マネーボールの理論の面白さ3割といったところですが、原作には当たり前ですがブラピはいません。

マネーボールの考え方を切々と読ませていく感じです。

 

 

その仕事は本当に必要なの?

特にマネーボール理論の考案者であるビルジェイムスの考えがなどが書かれているくだりに打ちのめされている最中です。

プロ野球チームが勝利するために犠打や盗塁は本当に必要なのか?

プロ野球チームが勝利するためには四球や長打率が重要ではないのか?

というような、常識的と考えられいた事をデータによって検証して、勝利の方程式の真実をあぶり出すような話しです。

 

当たり前だと思っていることが、本当の目的(プロ野球で言えば勝利することで間違いはないでしょう)に貢献しているのか。

この検証は日々の生活やビジネスの上でも必要な思考方法ではないでしょうか。

 

会社の目的は利益を上げること

私たちは営業成績の向上のため、会社の利益向上のために日々様々な活動をしています。

会議をしたり日報を書いたり、飛び込み営業をしたり。

自分達のどのような活動が会社の利益に貢献しているかも意識せずに、漫然と時間を費やしています。

飛び込み営業などは会社の利益に殆ど貢献しているとは思えないのですが、若手を中心に膨大な労力を投入しています。

 

会議にしても同様です。毎月決まったことだからと、思考停止して定例に営業会議を開いている会社も多いでしょう。

でも、その営業会議は本当に利益につながっているのでしょうか。

 

本来であれば、会議を行わなかった場合の影響度などを可視化する必要があるのではないでしょうか。

 

 

すべての行動は勝利のためにするもの

マネーボール (字幕版)

どのような行動が勝利、会社で言えば利益につながっているのか。

これを分析することもなく毎日を過ごす、過ごさせているのがサラリーマンであるぼくたちの実情です。

 

例えば、若手社員には飛び込み営業ではなく、あらたな広告戦略を考えさせた方が利益に貢献する可能性があるのかもしれません。

既存のユーザーをひたすらとケアしていくことが会社にとっての最大の利益貢献なのかもしれません。

そして既存のユーザーの口コミによって、飛込営業なんかよりもはるかに効果的に新しいクライアントを見つけることができるかもしれません。

 

「数字ばっかり並べて机上の空論だよ」という声も聞こえてくるかもしれませんが、数字さえなく「根拠のない空論」で日々膨大な資本を投入していることは、なんてつまらない事なのでしょうか。

 

まずは勝利の目的をしっかりと考える。そして勝利につながるための行動をしているのか、今まで漠然と行ってきた仕事が果たして会社の勝利につながるのかをしっかり考えよう。

 

そんな事に気づかされてくれる本です。

 

 

いや、人生の勝利も考えよう

マネーボールをあらためて読んで感じたことがありましたので追記をします。

 

「そもそも今の働き方は理想の人生につながるのか」

 

マネーボールを購入した当初は、子供もいない夫婦ふたり暮らしの自分、生活について考えることはあまりありませんでした。

ところが、その後数年で子供を育てることになり状況は一変します。

 

今の生き方は理想に人生に繋がっているのだろうか。

マネーボールを読んであらためて考えさせられます。

今の会社で漫然と働くことで得るサラリーで、満足のできる生活は手に入るのか。

子供や妻と共に暮らす時間を十分にとることはできるのか。

 

働き方だけではなく、人生の組み立てにもマネーボールの理論は応用できる。

そんな気がしています。

 

マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

マネー・ボール〔完全版〕 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)